目の前には血だらけの組員… わ、わたしわたし 「あ、あ、あぁ、わあああ」 目の前の光景を信じたくなくて そして捕まってはいけない その思いから父さんを残して 全速力でやまをおりる ごめんなさいごめんなさいごめんなさい 人を刺してしまった 殺してしまったかもしれない そんな罪悪感と恐怖から 私の足は止まることがなかった 「父さん、母さんごめんなさい」 真っ暗な山道を止まることなく 走り続ける