それを愛だというのなら

・あらすじ

難病を患う瑞穂は学校で体調を崩し、健斗に助けられる。
その後入院した病室で眠りに落ち、死神に出会う。死神は健康な体を与える代償に魂を二カ月後にいただくという提案を出し、瑞穂はそれに乗る。健康になった瑞穂は、健斗に告白して付き合うことに。

彼と親しくなるうち、健斗が中学生のときに当時の彼女を病気で亡くしていたことを知る。彼のために死神との契約を破棄し、病気を抱えたまま生き延びることを選ぶ瑞穂。

病気が再発しても健斗の心は変わらず、このまま仲良く生きていけると思っていた矢先、健斗が事故にあい、瀕死の重傷を負う。彼の魂を持っていこうと現れた死神に、自分が犠牲になる代わりに健斗を助けてほしいと頼む瑞穂。しかし健斗はそんなことするなと説得。一緒に生きる道を選んだ瑞穂は、死神を追い払う。死神は、瑞穂の心が作りだした幻だった。瑞穂は事故の後遺症を負った健斗と共に歩んでいく決心をする。