舞美の希望で、超怖いと有名な
お化け屋敷に入った


「舞美…待て!こっ…怖ぇ…」


ずんずん先に行こうとする舞美を探して
やっと、左手が舞美の肩を見つけた


「ここにいるよ?」


俺と違い、平然と楽しそうにしてる

舞美にしがみつくように抱きつくと


「大丈夫だよ!那央?手、繋ごう?」



そこからどうやって脱出したのか
記憶がないほど
怖かった



「ごめんね…大丈夫?
コレ飲んで?」



ベンチでグッタリしてる俺の背中を
なでなでしながら
水を渡してきた




「ありがと…ゴクゴク 生き返った!!!」

「あははっ」


無防備に笑うから


また、キスをした



「/////那央ずるい!!!」



「ずるい?」



「もう、キス禁止!」



って、舞美がぷんすかしてるのに

隙をついて、もう一つ








手を繋いだまま、大祐カップルと合流した


もう一つ、何か乗ろうと話していたら
舞美に着信


相手は、伊原さんのようだ




「え… 嘘 どうしよう…」