それは まるで 白昼夢のあとの 目覚めに似て ぼんやりとしか 思い出せない 夢の奥で 誰かが 手を 振っている気が した 光の差し込む 小部屋に 宝物を 隠して 走り出す 青空に 笑顔が 浮かんでは 消えていく きみに 会いにゆくよ 甘く 儚い空想 おとぎ話を信じる 子供のように もう一度 会える日を 夢見ているのかも しれない