「ちょっとー?一応ここは僕らの場所なんだからね?」
人混みの奥の方から聞こえる声に辺りは静まり返った。
自然に道が作られそこからは4人の男たちが歩いてくる。
「ちょっとすれば治ると思ってたけどダメだったみてーだな。」
妙な威圧感がある。
「ねえ、きみわざとでしょ?僕女の子を殴りたくはないんだけどなー。今からでも遅くないよ?」
去れということか。
腰を落とし構える。
「えー。こいつ馬鹿なんじゃねーの?俺らとやるつもりだぜ。なあ。どうする?」
ケラケラと笑う男。
そいつめがけて踏み込んだ右足が弧を描く。


