無事手続きを終えた私は今日が初の登校日だ。
聖華学園の制服に身を包むが見慣れないせいか制服に着せられてる感じだ。
この日のために胸のあたりまで伸びた髪を黒く染めなおした。
黒いカラコンをして、睫毛にたっぷりとマスカラを乗せていると知ったら彼は怒るのだろう。
だが、これだけはどんなに言われようと続けていくつもりだ。
先ほど会った学園長や、前を歩いてる先生にはあまり印象は良くなかったようだが。
「改めて自己紹介するよ。俺は1のA、黒那の担任の関根だ。何かわからないことがあったら聞いてくれ。」
こちらの様子を伺いながらも笑いながら話す。