しばらく廊下を歩くと


見覚えのある背中が見えた。


「...よしっ」


ダダダダっと彼女の方に駆け寄り後ろから抱きついた。



「りーむ!おはよ!」


「わっっ!び、びっくりしたぁ…咲ちゃんかぁよかった...」


「えへへへ〜おはよ〜」


「おはよう。今日も元気だね」


いやーそれほどでも〜


「うん。げんき〜」





「あ、そういえば昨日大丈夫?途中で早退してたよね?」


あー...


「なんでもないよ...ただのサボり〜」


「...そっか。ならよかったよ」



...はー...。



...危ない危な〜い。


梨夢はするどいから、なんか気づいてんのかと思ったよ