「なんで! あの神々しいまでのスレンダーボディが見れないなんて私は寂しいよ! 紫陽花ちゃんは破廉恥界の女神なのに!」
目出度くも真太郎と結ばれた紫陽花の前では、決して言えない不満である。空気の読める良く出来た子シャンリーは、その辺りはちゃんとわきまえている。
「……ああ」
シオンは苦笑しながらシャンリーの頭を撫でた。
「まあ、そうだろうけどな。でもな、シャンリー。彼氏のいる女の子が他の野郎の目のあるところで裸同然でいるのも問題だと思うぞ。真太郎もいい気はしないだろうしな」
「な、なんで? 毎日綺麗な彼女が見れて嬉しくないの?」
「綺麗な彼女を見れるのは嬉しいさ。ただ、それを独り占めしたいんだよ」
「独り占め……でも、破廉恥はみんなのものだよ?」
「男はな、自分の彼女だけは独占したいんだよ。それに紫陽花も破廉恥の前に、一人の女の子だからな。恋する女の子は好きな男の言うことを聞いてやりたいもんだろ?」
「……良くわかんない」
シャンリーは口を尖らせた。
好きな人の言うことを聞いて、自分のアイデンティティを崩すなど。意味が分からない。
恋する乙女の気持ちが分からないシャンリーは、まさに自分は恋をしたことがないと宣言しているようなものだった。まあ、マセているとはいえ、まだ7歳なので。
目出度くも真太郎と結ばれた紫陽花の前では、決して言えない不満である。空気の読める良く出来た子シャンリーは、その辺りはちゃんとわきまえている。
「……ああ」
シオンは苦笑しながらシャンリーの頭を撫でた。
「まあ、そうだろうけどな。でもな、シャンリー。彼氏のいる女の子が他の野郎の目のあるところで裸同然でいるのも問題だと思うぞ。真太郎もいい気はしないだろうしな」
「な、なんで? 毎日綺麗な彼女が見れて嬉しくないの?」
「綺麗な彼女を見れるのは嬉しいさ。ただ、それを独り占めしたいんだよ」
「独り占め……でも、破廉恥はみんなのものだよ?」
「男はな、自分の彼女だけは独占したいんだよ。それに紫陽花も破廉恥の前に、一人の女の子だからな。恋する女の子は好きな男の言うことを聞いてやりたいもんだろ?」
「……良くわかんない」
シャンリーは口を尖らせた。
好きな人の言うことを聞いて、自分のアイデンティティを崩すなど。意味が分からない。
恋する乙女の気持ちが分からないシャンリーは、まさに自分は恋をしたことがないと宣言しているようなものだった。まあ、マセているとはいえ、まだ7歳なので。


