「いや、そ、そんな、アイシャのような可愛らしい姫が、僕なんかを……いえ、いいえ、有り得ません。僕なんか」
しどろもどろになるカミーユ。
「僕なんかって。あんた優しそうでいい人そうだし、アイシャはそんなとこが好きなんじゃないかな」
「いい人、そう、ですね。いい人に見えるようにしているだけなんです、僕なんか、本当に、皇族だなんて名前だけの、何も出来ないどうしようもないヤツで……だからアイシャが僕を想ってくれているなんて、ないですよ。彼女には皇太子の方がお似合いで……」
「そんなことはない!」
バーン、と派手な音を立てて扉が開き、アイシャが登場した。話が終わるまで待機しているように言っていたはずなのに、気になって盗聴でもしていたのか。
ずんずんとカミーユの目の前までやってきたアイシャは、顔を赤くしながら声を張り上げた。
「私はっ、私はっ、カミーユの優しくて紳士的なところが大好きだ。お前の前でだけだ、私が素直になれるのは」
「そ、そんな、アイシャ、こんな頼りない僕なんかより、皇太子の方がずっと素敵な人なのに……」
「私にとってはお前が一番なんだ。私のことをかわいいって言ってくれるのはお前だけだ! ラファエル兄様だってそんなこと言ってくれない!」
それはお前が悪いんじゃないのか。
口元までそう出かかったが、シオンは黙って事の成り行きを見守る。
「そんな……だって、君は太陽のように輝いていて、いつも僕に勇気を与えてくれる……世界一……ううん、宇宙一可愛らしい姫だよ。僕なんかじゃとても釣り合わないよ」
「そんなことないんだもん! カミーユは宇宙一カッコイイんだから! 私カミーユのお嫁さんになりたい!」
「ア、アイシャ……!」
真っ赤な顔して告白合戦をやる二人を見て、シオンは満足げに頷いた。
しどろもどろになるカミーユ。
「僕なんかって。あんた優しそうでいい人そうだし、アイシャはそんなとこが好きなんじゃないかな」
「いい人、そう、ですね。いい人に見えるようにしているだけなんです、僕なんか、本当に、皇族だなんて名前だけの、何も出来ないどうしようもないヤツで……だからアイシャが僕を想ってくれているなんて、ないですよ。彼女には皇太子の方がお似合いで……」
「そんなことはない!」
バーン、と派手な音を立てて扉が開き、アイシャが登場した。話が終わるまで待機しているように言っていたはずなのに、気になって盗聴でもしていたのか。
ずんずんとカミーユの目の前までやってきたアイシャは、顔を赤くしながら声を張り上げた。
「私はっ、私はっ、カミーユの優しくて紳士的なところが大好きだ。お前の前でだけだ、私が素直になれるのは」
「そ、そんな、アイシャ、こんな頼りない僕なんかより、皇太子の方がずっと素敵な人なのに……」
「私にとってはお前が一番なんだ。私のことをかわいいって言ってくれるのはお前だけだ! ラファエル兄様だってそんなこと言ってくれない!」
それはお前が悪いんじゃないのか。
口元までそう出かかったが、シオンは黙って事の成り行きを見守る。
「そんな……だって、君は太陽のように輝いていて、いつも僕に勇気を与えてくれる……世界一……ううん、宇宙一可愛らしい姫だよ。僕なんかじゃとても釣り合わないよ」
「そんなことないんだもん! カミーユは宇宙一カッコイイんだから! 私カミーユのお嫁さんになりたい!」
「ア、アイシャ……!」
真っ赤な顔して告白合戦をやる二人を見て、シオンは満足げに頷いた。


