「マリアベル。俺たち、友達から始めようか」
シオンはにかっと笑った。
「俺、お前の気持ち良く分かるよ。俺もまだ諦められないからな。女々しいけどさ。好きなんだよ。思考は変えられても、心を変えるのは難しいよな。……だから俺たち、いい友達になれると思うんだ。当分はそれでいいよな、すぐに結婚するわけじゃないし」
マリアベルは涙を浮かべた目を瞬かせ、しばらくの間驚いたようにシオンを眺めていた。
そして、ふわりと微笑む。
「はい。よろしくお願いいたします」
ああ、花龍みたいに笑うな、この子。
そんなことを思いながら、シオンは天神の友人たちにやるように、親愛の気持ちを込めてマリアベルのふわふわマシュマロに手を伸ばした。
「おう、よろしくな!」
ぱしん、と軽くマシュマロを叩いて、ついでにちょっと揉んでみて、これで友達だと笑って見せたのだが。
マリアベルの方はきょとりとした後、みるみる内に顔を赤くしていって、城中に響き渡るような悲鳴を上げた。
そうして駆けつけてきた父に「このド阿呆があああああー!!!!」と歯が何本か抜けるほど強くぶん殴られ、そして惑星王からは「君たちはまだ婚前だからね。そういうのはちょっとね」と笑顔でお叱りを受けた。
シオンはにかっと笑った。
「俺、お前の気持ち良く分かるよ。俺もまだ諦められないからな。女々しいけどさ。好きなんだよ。思考は変えられても、心を変えるのは難しいよな。……だから俺たち、いい友達になれると思うんだ。当分はそれでいいよな、すぐに結婚するわけじゃないし」
マリアベルは涙を浮かべた目を瞬かせ、しばらくの間驚いたようにシオンを眺めていた。
そして、ふわりと微笑む。
「はい。よろしくお願いいたします」
ああ、花龍みたいに笑うな、この子。
そんなことを思いながら、シオンは天神の友人たちにやるように、親愛の気持ちを込めてマリアベルのふわふわマシュマロに手を伸ばした。
「おう、よろしくな!」
ぱしん、と軽くマシュマロを叩いて、ついでにちょっと揉んでみて、これで友達だと笑って見せたのだが。
マリアベルの方はきょとりとした後、みるみる内に顔を赤くしていって、城中に響き渡るような悲鳴を上げた。
そうして駆けつけてきた父に「このド阿呆があああああー!!!!」と歯が何本か抜けるほど強くぶん殴られ、そして惑星王からは「君たちはまだ婚前だからね。そういうのはちょっとね」と笑顔でお叱りを受けた。


