学校生活や優大との同居も慣れて、しばらく経ったころ。


「ねえ、千秋」


私は絶賛設楽くんを無視中です。


「本当にあの時はごめんって」


そう、私は設楽くんにファーストキスを奪われたのだ。


なんで私が好きでもない人とキスをしなきゃいけないわけ。