花薫が頬杖をついてまじまじと穂詩を見る 「た、たまたまだよ!たまたま!」 すると穂詩は「ごちそうさま!」とだけ言っていそいそと教室を出ていった 「どんだけ慌ててんだ」 花薫はやれやれと穂詩の弁当箱を片付けた