いつかあの笑顔で君に会えるように


沈黙の後彼はいきなり

『僕と付き合ってください』

と突拍子もないことを言ってきた

すかさず

『私はあなたの事をよく知りません
  そんな人と付き合えるわけないし
   なんせ意味がわからない』

私の言葉に彼は

『その本が答えなんだ
  それ以上は言えないんだ』