いつかあの笑顔で君に会えるように


本を読み終わった私は

もう一度この前立ち寄った本屋さんに行った

そこには私に本を渡した少年がたっていた

そして私に近寄り

『はじめまして
  僕の名前は神崎郁人(かんざきいくと)
     ずっと君を探してた』

彼は何を言ってるのだろう

私は何も答えることができなかった

そしたら彼が

『あの本どうだった?』

と聞いてきた