ヒーロープリンセスと溺愛オオカミ


「えっ…あー…友達のところに少し会いに行ってて。」




よく見るとレトは手に重たそうな紙袋を持っている。




「なに?その紙袋……。」




「わっ見ないで!…ってもう遅いか。」




紙袋の中を覗き込むと本がたくさんはいっている。





「…?なにこれ?」




「その…朝、結愛ちゃんに迷惑かけちゃったから…人間同士の好きはどうしたらいいかなと思って…。それで、友達に相談したらこれを読むといいよって言うから…。」




恥ずかしそうに、申し訳なさそうにそう言った。