「 ねぇ、ちょっとお願いがあるんだけど… 」 「 なに? 」 「 1週間くらい学校休んでもいい…? 」 食べていた手を止めて、千紘の様子を伺う。 「 …わかった。お母さんのこともあるし落ち着いたときに登校してこい。な? 」 「 うん…!ありがとう 」 食べ終えて学校に向かう千紘を玄関で見送る。 「 いってらっしゃい 」 「 行ってくる……けど、行ってきますのチューはしないの? 」 「 えっ…、するの…!? 」 「 そこはするでしょ 」