「 入って 」 「 失礼します… 」 中に入るとリビングのソファに2人並んで座る。 「 ご飯食べてる?ちゃんと寝てる? 」 「 食べてる…かな。寝てる…かも。 」 少し苦しそうに適当に答える千紘。 「 ってか、何で来たの? 」 突然冷たく言い放つ。 でも前のように傷ついたりしない… 「 千紘が熱で休んでるって聞いたから。行かなきゃって思って来たの 」 「 それはサンキュー。でも手ぶら? 」