紗奈も京も私の話をちゃんと聞いてくれた


話の最中に泣きそうになったら二人とも優しく


背中をさすってくれた


独りぼっちだった私がこの短い時間のなかで


やっと光がやどした気がした


私達が仲間になってから私はある約束をした


それは、たとえ記憶がなくなってもみんなとすごしたときの


楽しかった時の気持ち、悲しかったときの気持ちは


なにがあろうと絶対忘れたりしない。そう誓った