その頃アキラは、ベッドに寝転んでぼんやりしていた。
ユキからはなんの連絡もなく、相変わらずカンナには別れ話を切り出せないでいる。
別れ話をするどころか、カンナといる時間がどんどん増えている。
カンナからは今日も会いたいと言われたけれど、アキラは同僚と飲みに行くから会えないと嘘をついた。
(なんか…カンナがどんどんオレの領域に踏み込んで来てる気がする…。)
仕事が終わって部屋に帰ると、約束もしていないのに部屋の前で待っていたり、会うたびに得意の手料理をせっせと作って、この間はアキラがシャワーを浴びている間に部屋の掃除までしていた。
掃除はしなくていいとアキラが言うと、見られて困るものでもあるのかと尋ねられた。
掃除なんて頼んでもいないし、カンナとは家族でもない。
見られたら困るとか、それ以前の問題だ。
カンナのことを、目一杯尽くしてくれて健気だと思っていたはずなのに、最近はいつも見張られているような気がして、息苦しくて落ち着かない。
ユキもストーカーに付きまとわれている時は、こんな気持ちだったのかも知れない。
だけど知り合いに見られているのと、見知らぬ誰かにどこから見られているのかわからないような状況では、わけが違う。
きっと毎日とてつもなく不安だっただろう。
ストーカー犯は捕まったのだから、もうそんな心配はないと思うが、ユキはどうしているだろう?
毎日サロンで元気に笑って、好きな仕事を楽しんでいるだろうか?
ユキからはなんの連絡もなく、相変わらずカンナには別れ話を切り出せないでいる。
別れ話をするどころか、カンナといる時間がどんどん増えている。
カンナからは今日も会いたいと言われたけれど、アキラは同僚と飲みに行くから会えないと嘘をついた。
(なんか…カンナがどんどんオレの領域に踏み込んで来てる気がする…。)
仕事が終わって部屋に帰ると、約束もしていないのに部屋の前で待っていたり、会うたびに得意の手料理をせっせと作って、この間はアキラがシャワーを浴びている間に部屋の掃除までしていた。
掃除はしなくていいとアキラが言うと、見られて困るものでもあるのかと尋ねられた。
掃除なんて頼んでもいないし、カンナとは家族でもない。
見られたら困るとか、それ以前の問題だ。
カンナのことを、目一杯尽くしてくれて健気だと思っていたはずなのに、最近はいつも見張られているような気がして、息苦しくて落ち着かない。
ユキもストーカーに付きまとわれている時は、こんな気持ちだったのかも知れない。
だけど知り合いに見られているのと、見知らぬ誰かにどこから見られているのかわからないような状況では、わけが違う。
きっと毎日とてつもなく不安だっただろう。
ストーカー犯は捕まったのだから、もうそんな心配はないと思うが、ユキはどうしているだろう?
毎日サロンで元気に笑って、好きな仕事を楽しんでいるだろうか?



