昨日、カンナがサロンにやって来た。
午前中ミナが電話で予約を受け付けたらしい。
ハンドマッサージをしようとした時、カンナの左手の薬指の指輪に気付いた。
前に来た時にはしていなかったはずだ。
アキラからのプレゼントだろうかと思いながら、ユキはなに食わぬ顔でハンドマッサージをした。
「ユキさんは結婚式の衣装、ドレスと白無垢どっちがいいですか?」
カンナに突然尋ねられ、ユキは少し驚いた。
(あれ?私が結婚することは話してなかったはずだけど…。)
「やっぱりドレスですかね。」
当たり障りなく返事をすると、カンナは嬉しそうに笑った。
「やっぱりそうですよね!真っ白なウエディングドレス、子供の頃から憧れだったんです、私。」
「女の子の夢ですね。」
カンナは相当結婚願望が強いのか、ウエディングドレスの話をするだけで目をキラキラさせている。
「でもアキくんは白無垢の方がカンナには似合うんじゃないかって言うんです。ユキさんはどう思います?」
「えっ…?ああ…。」
(アキがそう言ったってことは…結婚するってこと?)
動揺しているのをカンナに気付かれないように、ユキは必死で平静を装った。
「どちらも素敵だと思いますよ。お二人で相談なさったらどうです?」
「来年結婚するんです。アキくんから聞いてます?」
「いえ…最近は忙しくて会っていないので…。おめでとうございます。」
作り笑いを浮かべて、それだけ言うのが精一杯だった。
午前中ミナが電話で予約を受け付けたらしい。
ハンドマッサージをしようとした時、カンナの左手の薬指の指輪に気付いた。
前に来た時にはしていなかったはずだ。
アキラからのプレゼントだろうかと思いながら、ユキはなに食わぬ顔でハンドマッサージをした。
「ユキさんは結婚式の衣装、ドレスと白無垢どっちがいいですか?」
カンナに突然尋ねられ、ユキは少し驚いた。
(あれ?私が結婚することは話してなかったはずだけど…。)
「やっぱりドレスですかね。」
当たり障りなく返事をすると、カンナは嬉しそうに笑った。
「やっぱりそうですよね!真っ白なウエディングドレス、子供の頃から憧れだったんです、私。」
「女の子の夢ですね。」
カンナは相当結婚願望が強いのか、ウエディングドレスの話をするだけで目をキラキラさせている。
「でもアキくんは白無垢の方がカンナには似合うんじゃないかって言うんです。ユキさんはどう思います?」
「えっ…?ああ…。」
(アキがそう言ったってことは…結婚するってこと?)
動揺しているのをカンナに気付かれないように、ユキは必死で平静を装った。
「どちらも素敵だと思いますよ。お二人で相談なさったらどうです?」
「来年結婚するんです。アキくんから聞いてます?」
「いえ…最近は忙しくて会っていないので…。おめでとうございます。」
作り笑いを浮かべて、それだけ言うのが精一杯だった。



