トモダチつくろう

 「…? 月島さん?」

 思わず締まる戸に手をかけたボクに、彼女は驚いく。

 「また、遊びに来てもいいか?」

 「え?」

 「教室では多分、普段通りにしかボクは君に接するとこは出来ないだろう…けど、そうだななんと言えばいいのか…」

 「?」

 「今日から、君とボクは『秘密の友達』と言うのでどうだろう?」

 「ヒミツノ…トモダチ…?」

 「君が嫌でなければだけど…?」

 ボクの提案に君は、まるで壊れた人形のようにコクコクと頷いた。 

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 「正気か?」

 ケントが呆れ、ミカの顔が曇る。

 「勉にばれてみろどうなるか知らねーぞ?」

 放課後の教室の隅。

 いつものように集まった二人にボクは昨日の顛末を説明した。

 「勝手に行動すんなつったよな?」

 「かっかするな、不可抗力だ」

 「ゆっぽぉおおん! 何しちゃってるの~~…!」

 ケントは兎も角、ミカにまで呆れられるなんて心外だ。

 「とにかく、彼女の事は容疑から外して構わないと思う」

 ボクの言葉にケントの眉が八の字を作る。