トモダチつくろう

 どうしてこんな所に?

 彼女のものか?

 
 ガラッ。


 「月島さん? 何してるの?」

 「へ? いや、何でもっ! ぁの…」

 「はい! これ、タオル…あと、良かったらコレ着て…」


 少しはにかんだように彼女は、タオルと白い布を食卓テーブルに置いてボクの前に押す。


 「じゃぁ…お言葉に甘えて…タオルありがとうソレに…え? コレ…!」

 
 ボクは白い布を広げてみる…それはふわりとしたワンピース。

 白の無地ではあるが…形がこう…なんて言うかぶりぶりだ…メルヘンだ…例えるならロリータファッション的な?


 うっ…!

 つい最近、父のパーティーでこういうのを着ろと泣きつかれて一蹴したやったと言うのに!


 「あの…これはちょっと…」

 「ああ、このままじゃお着替え出来ないね! 私、廊下にいる!」

 キラキラと目を輝かせた彼女は、勢いよく廊下へと出て行ってしまう…ぅう…。


 「…着るか…」


 仕方ない。

 雨宿りと紅茶にクッキー…その礼と、こんなに親切な彼女を勉の件があったとは言え疑った事…それと…。