「そっか! まだパーツがそろってないから友彦君にはよく分からないよね♪」
明るい声が何か言う。
もう殆ど言ってることなんて意味が分からないけど、『私のトモダチ』ゴキブリはそう言った。
ゴキブリのトモダチ。
最後にゴキブリにそう言わせる人物は…。
「とのしろ…殿城なのか…っ?」
俺は目の前の現実を直視する。
冷蔵庫の中のそれは、殿城だった。
但し、そこにあるのは肉…平たく言えば『胴』の部分。
頭も腕も足も無い…あったはずのそれらの部分はどす黒くなった肉を見せている。
「どうして…? 殿城はお前の友達だったじゃないか…?」
「ちがうよ」
背後で明るく声が言う。
「ゆうしゃんはね、私と友達したくないって言ったの…でものね、ゆうちゃんがこうなったのは私の所為じゃないよ? だって、ゆうちゃんったら自分で転んで死んじゃったんだもん! 死んじゃったんだかからもうお肉はいらないでしょう? だからこの子はゆうちゃんじゃないの私の『トモダチ』なんだよ♪ 私ね、この子に新しい頭と腕と足をつけてあげたいの!」
ぎしっ。
背後で床が軋む。
明るい声が何か言う。
もう殆ど言ってることなんて意味が分からないけど、『私のトモダチ』ゴキブリはそう言った。
ゴキブリのトモダチ。
最後にゴキブリにそう言わせる人物は…。
「とのしろ…殿城なのか…っ?」
俺は目の前の現実を直視する。
冷蔵庫の中のそれは、殿城だった。
但し、そこにあるのは肉…平たく言えば『胴』の部分。
頭も腕も足も無い…あったはずのそれらの部分はどす黒くなった肉を見せている。
「どうして…? 殿城はお前の友達だったじゃないか…?」
「ちがうよ」
背後で明るく声が言う。
「ゆうしゃんはね、私と友達したくないって言ったの…でものね、ゆうちゃんがこうなったのは私の所為じゃないよ? だって、ゆうちゃんったら自分で転んで死んじゃったんだもん! 死んじゃったんだかからもうお肉はいらないでしょう? だからこの子はゆうちゃんじゃないの私の『トモダチ』なんだよ♪ 私ね、この子に新しい頭と腕と足をつけてあげたいの!」
ぎしっ。
背後で床が軋む。
