トモダチつくろう


 「…もう嫌…」

 「え?」

 「やっぱ、アンタって頭おかしいんだ…ともこの言ってた通りじゃん…」

 「ゆうちゃん…?」

 ゆうちゃん…こんなに震えて…どうして泣いてるんだろう?

 「大丈夫?」

 私は心配になってゆうちゃんの肩をとんってした。

 「きゃああああ!!!」

 ちょっと触っただけ。

 それだけなのに、ゆうちゃんは悲鳴をあげて飛びのいて台所のテーブルにぶつかって______ぁ。


 ガシャン!

 テーブルに座らせていたお人形が、ゆうちゃんが思いっきりぶつかったから床に落ちて!


 「ぁっ! お人形が!」

 私は落ちたお人形に駆け寄る…でも!

 ああダメ…!

 陶器でできたお人形は顔も割れて、服の中で腕も取れてぷらぷらしてる!

 「どうしてこんな事するの…!」
 
 折角、包帯さんがくれたのに!

 「キモイ! キモイ! なにその目! 怖い!」

 ゆうちゃんは、体中をバリバリ掻きながら叫ぶ!

 「おかしいよ! アンタ頭おかしい! なにこれ! なんでこんなに家臭いの! シロアリ? いるだけで体が痒い! 蚤とか?! あり得ない!」