アタシがしたのはそこまで、後は勝手にクラスの皆が無視しだしたってだけそしたら数日しないうちに殿城が詫びを入れてきたそれだけの事。
友彦くんだって、足が痛いだなんて嘘ついてまであんなのを庇うのがムカついたってだけ、もちろんアタシ個人が。
それが?
みんな、勝手にまねして楽しそうにアイツ等を無視したじゃない?
文句にも乗って来たでしょう?
それなのに、アタシが?
アタシが虐めたとこの警察官は言う。
なにそれ?
アタシだけが悪いの?
納得いかない!
「……もしかして、アタシが襲われたって嘘ついたってそう判断した理由がその……『虐め』なの? アタシが『虐め』をしているって? 親が不仲で注目浴びたくて……だからそんな奴の言葉は信じないってそう言いたいの?」
「まぁ、信用に値する人間かと問われれば疑う余地はある」
「ふざけんな!」
悔しくて。
ムカついて。
あの悪夢の日に、もう人前でなんて絶対泣かないって誓ったのに止められない涙が零れる。
