その間、お母さんはどこかに沢山電話をかけていた気がするしお父さんも部屋に閉じこもるアタシに気味が悪いくらい優し声でしゃべっていた気がする。
けど、アタシは早く学校に行きたかった…ううん、学校は休んでもいいけどあの子に会えないのがとても寂しかった。
「帰りなさい!」
暇で昼寝をしていたら、お母さんの怒鳴る声が下から聞こえて目が覚める。
どうしたんだろうって、降りたらちょうどバタンってお母さんが玄関の戸を閉めた所。
アタシが階段にいるの気が付いてないみたいで、そのままリビングへいく。
「あの子は子供んだから関係はないじゃないか? 折角、ともこに会いに来てくれたんだろう…それにあの子の母親だってあの男の被害者じゃないか…」
『ゆうきゅう』と言うので会社を休んでいたお父さんが、お母さんに言う。
「いやよ! 許さない! 犯罪者の子なのよ!? 調べるまで何の犯罪なのか知らなかったわ! まさか…こんな! 知っていたらともこに近づけるなんて絶対しなかった! …こんなのともこが可哀そう…っ」
お母さん泣いてる…?
カタン。
