トモダチつくろう


 「はぁ!? 意味分かんねーし!」

 「なぁ、ともこ! もうこんなのほっとこうよ! ほら、なんか色々あって変なんだよ!」

 春奈はアタシを強引に石川から離して、一緒に階段を降りようとする!


 「…次はアンタだ…いや、これ以上ほかの誰かがやられる前にお前がやられるべきなんだ…」

 「はぁ?」

 「自分が謝る相手が誰だかホントに分かんないの? 誰の所為でこんな事が起こってるか気づかないの?」

 「マジで意味わかんない! キモイ、死ね!」

 
 キモイ…つか、薄気味悪いって感じ。

 アタシは、春奈を押しのけて階段を駆けおりる!

 「ともこ!」

 階段を駆け下りて、苛立ちながら靴箱へと向かうアタシの手をいきなり春奈が掴んだ!


 「なに!? 放して!」

 「…石川が言ってたのってマジかな…」

 不安気と言うか殆ど恐怖しているよに青ざめた春奈の顔…何?

 「…あんなのでまかせでしょ? マジに言ってたとしたら頭おかしいし、なんの事だかマジ意味不じゃん!」

 「ともこ…?」

 アタシは、掴む春奈の手を振り切ってさっさと自分の靴箱から靴を取り出す。