「…」
振り向けば、そこにはピンクのフリースのパジャマを着て頭にタオルを巻いた石川がなぜかこちらを睨み付けながら見下ろしている。
ん?
なんだその目?
「…何しに来たの…」
いつもの頭悪そうな雰囲気とはまるで違う…まるでアタシに対して怒ってるみたいな声。
「何って…ああ、部屋にはアンタのお母さんが入れたの、コレ渡すように高島先生に言われたから持ってきてやったんじゃない…ナニその態度?」
「そ…用が済んだならさっさと帰って」
なにこれ?
月島の金魚の糞の癖に生意気…!
「何? その態度…喧嘩売ってんの?」
いつもならちょっと睨めば月島の背中に隠れて怯えていた筈の石川は、まるで別人みたいな鋭い視線をアタシに浴びせる。
「…お前らの…ううん、お前の所為だ…」
「は?」
「あんな化け物…ゆっぽんもけんちーも…きっとアイツにやられたんだ!」
「はぁ? なに言ってんの? ちょと、マジで怖いんですけど?」
「なんで! なんで! ゆっぽんとけんちーがこんな目に合うんだよ! お前がやられればいいんだ!」
石川は頭を掻きむしる!
振り向けば、そこにはピンクのフリースのパジャマを着て頭にタオルを巻いた石川がなぜかこちらを睨み付けながら見下ろしている。
ん?
なんだその目?
「…何しに来たの…」
いつもの頭悪そうな雰囲気とはまるで違う…まるでアタシに対して怒ってるみたいな声。
「何って…ああ、部屋にはアンタのお母さんが入れたの、コレ渡すように高島先生に言われたから持ってきてやったんじゃない…ナニその態度?」
「そ…用が済んだならさっさと帰って」
なにこれ?
月島の金魚の糞の癖に生意気…!
「何? その態度…喧嘩売ってんの?」
いつもならちょっと睨めば月島の背中に隠れて怯えていた筈の石川は、まるで別人みたいな鋭い視線をアタシに浴びせる。
「…お前らの…ううん、お前の所為だ…」
「は?」
「あんな化け物…ゆっぽんもけんちーも…きっとアイツにやられたんだ!」
「はぁ? なに言ってんの? ちょと、マジで怖いんですけど?」
「なんで! なんで! ゆっぽんとけんちーがこんな目に合うんだよ! お前がやられればいいんだ!」
石川は頭を掻きむしる!
