神野君が作ってくれたクッキーは冷ましている時も部屋中に漂っていた。 「俺、匂いだけでも美味しい」 「それ分かる! あたしもこの匂い好きなんだぁ……!」 「仲間だな」 神野君はあたしを見てほっとしているよう……。