私がそういうと納得したように笑った。
家族みたいな感じかぁ…。そうだよね、これから身寄りあっちゃんしかいないしね…。
「話戻すぞ。まぁそれからは大変さ。仕事も見つけなきゃなんないからいろいろ探して、やっと貴族の下級役人になることができた。こんときは俺が国語の先生やってて良かったってほんとに思ったな。」
「あっちゃん。私仕事したほうがいいよね?」
「そのほうが助かるけど、仕事先がなぁ。あんまりないんだよ。とりあえず仕事みつかるまでここにいて。俺が探すから。」
「ありがとう…。」
「あ、あとここに誰も呼ぶなよ?」
「え、なんで?」
「見つかったら重い税をはらわなきゃなんねぇ。貴族の元で働いてるからって下級役人のことまで保護してくれるかわかんないだろ?」
「…それもそうだね。」

