足を止めた所はなんと!
私の前だった!!!!!!


何のようだろう?
告白だったらいいなぁ〜


って本気で思ってた。
けど相沢くんの言葉に


浮かれてた気持ちが
半分下がった。


相沢くんは
「今日の放課後一緒に勉強しよう。
先生に教えてやってくれって言われたから」


ってあまり表情を変えずに言った。
それを言われた私は、


まず、先生ナイス!意外とやるじゃん!
って思った。


そして、表情があまり変わらなかった
相沢くんに少し悲しかった。


やっぱり私って相沢くんにとって
おバカなクラスメイトとしか
思われてないんだなって思って悲しかった。


私は、相沢くんと同じように
あまり表情を変えないように心がけて


「うん。わかったよ。今日の放課後?」
って言った。


相沢くんは、さっきよりも無愛想気味に
「うん。今日の放課後、教室で待ってて」


って言った。
私も、うん。よろしくお願いします。


って機械的に返事をして
私と相沢くんは別れて、


相沢くんは元の自分の席に戻った。
私は、友達の手を引いて


教室から出ていった。
あと5分でSHRが始まるとか
どうでも良かった