「たっくんたっくんたっくん!!!へへっ、誕生日おめでとう!!
あのねあのね、誕生日は私がいればいいって言ってたから私がプレゼントだよ!
好きにして!!」
寝てるの彼にバレないようにスルッと腕を抜け寝癖を直してから自分にリボンを巻いて彼を起こす。
「……」
「たっくん……、なんかいってよ、」
無言の彼に少しふざけすぎたかとしゅん、とすると、
「いえ、すみません。夏あまりにも可愛かったのでもし君が箱に詰められてラッピングして送られてきたらまず箱で1週間は堪能してから次にリボンで最後に君で最後まで一生味わえるなと想像していました」
さらっと答える彼。
「もお、君じゃなくてちゃんと名前で呼んでよ!」
「すみません、夏美。素敵なプレゼントありがとうございます、ずっと堪能させてもらいますね」
(実は腕から抜ける前からずっと起きて準備している彼女を見ていました)
今日もラブラブな2人です。