「優真~。ギューして。」



ある日の昼下がり。



部活は運がいい事に無い。



久しぶりに俺、伊瀬 優真 いせ ゆうま
の彼女。



多比良 寧々 たいら ねね。



さっきまで俺のベッドを占領して寝ていたのに、



ムクリ。と起き上がったと思ったら、




俺の顔を見るなり泣きながらこのざまだ。