翔のバカ!!



『もういいもん!』

テストを鞄にしまおうとすると


「あのさ…」


『なに?』

翔は信号を渡った先にあるクレープ屋を指差した。



「腹減らねー?」


『あ、うん。』


先月出来たばかりで美味しいと評判のクレープ屋

前からずっと行ってみたかったんだ〜!




「俺、今月小遣いに結構余裕あってさ。
もし良かったら奢るけど…」