とりあえず椅子に置いてあった自分のパーカーを結衣の肩に掛け 俺はひとり寂しく炭酸を飲んだ。 「バカみてぇ…」 何してんだろ、俺 教材を片付けようと手に取った時 『ク…』 小さな声が聞こえた。 ん?今こいつ何か言った? この部屋は俺と結衣しかいないし声の主はらこいつしかいない。 しかもどんな夢を見ているのだが結衣は凄い幸せそうな顔をして眠っていた。 「結衣…なん 『…クレープ』 は? クレープ? 『クレープ美味しいね〜翔』