結構久しぶりかも…

前お邪魔したのいつだっけ?



そう思って少し緊張しながら玄関のボタンを押す。


ピンポーンっと音がなった後、


「はーい。」

っと明るい香織さんの声が聞こえてきた。






『こんばんは。結衣です。
お母さん買い物しすぎちゃったみたいで良かったらお裾分けにと思って…』



「ほんと?すぐ行くわ!
ちょっと待ってね!」



プツリと音が切れて5秒後、ドアが開き香織さんがニコニコと顔をのぞかした。


相変わらず翔ににて美人なお母さんだなぁ。










「結衣ちゃん、いつも色々とごめんね!良かったら上がってく?」



『あ、はい、少しだけお邪魔させてもらってもいいですか?』



「もちろん、さぁ入って!最近遊びに来てくれなくておばさん寂しかったのよ。
あ、翔は2階の部屋にいるわよ!」


『ありがとうございます!』

「いえいえ、私はこれ置いたらちょっと買い物行ってくるわね!ごゆっくり〜!!」

香織さんやけに嬉しそうだな、鼻歌まで歌っちゃってるし、
翔と2人きりになるけど、ま、いっか。翔だし(?)

『はい、気をつけて行ってきてくださいね!』



ついでに、ついでにだから!!

お裾分けのついでにちょっと勉強教えてもらうだけ!