酷い…酷いよ。 じゃあ何でこの高校受験したの。 また4人で一緒に仲良くしたかったからじゃないの? 「なーんて。嘘。」 『う、嘘?』 「持ってるよ、ちゃんと。」 翔は筆箱から紐が千切れたハート型のストラップを取り出して私の机の上に置いた。 「忘れるわけないじゃん。」 良かった。 「そのためにこの高校受験したんだから。」