さっきまで慰めてくれていたメイと瑞子さんも緊張しているのか顔が強ばっている。 テーブルはズラっと縦に並んでいるので(次ページ参照)私は9番のヨルの背中をジッと見ていた。 「よし、準備出来たみたいですね。お兄ちゃん。」 カイリはまたボードを持ってきて見せた。 「この字、見えますか??見えたら挙手して下さい」 すごく大きな文字で五十音がズラリと並んでいたので余裕で見れた。 全員挙手してミリアは満足そうに頷いた。