ミリアはその反応が嬉しかったのかニッコリ笑って話を続けた。


「だから頑張って下さいねっ」


ミリアは奥に入っていった。
残された私達とカイリはお互い黙っている。


「―――自己紹介する…ミリアに…頼まれた…」


「ちょっと待ちなさいよ!!私はチラシをもらって興味があって来ただけよ??何よコレ!」


1番のプレートの女の人が叫んだ。


「黙れ」


「?!何よ!あんたが妹を止めな「うるさい!!!あの写真のようになりたいのか」


カイリが一歩ずつ1番プレートに近づいていく。


「名前は??下の名前だけでいい」


「友姫です。」

友姫と名乗った女の人は迫力に負けたのか顔を真っ青にしている。


「ふうん。次、2番」

「早苗です…」


メガネをかけてツインテールをしている私と同じくらいの人だ。