愛し、愛されたのは優しい死神でした。


彼の周りには美人が勢揃い。

いくら私が恋人でもあの人だかりの前に出て行くのはかなり場違いな気がして肩を落とす毎日。

…恋人なのに強気になれない…情けない現実。

思い返してみたら、天界の受付のお姉さんが顔を赤らめたのが始まりだったかな?噂が噂を呼んで…この現状。

「律さんっ♪今日の巻き髪上手く巻けたんですよ♪どうですか♪」

「え…ぁあ…良いと思いますよ…。」

「ねぇ律っ♪今日のランチ一緒に食べようよ♪私作るからっ♪」

「はぁ……遠慮します…」

「ぇえ~~?!!」