愛し、愛されたのは優しい死神でした。


「…楽しみだなぁ~♪これから岳君の泣き顔が毎日見られるようになって♪」

「えっ?!…あ…こ、怖いよぉぉ~!!……ルナ~~!!!助けてよぉぉ~!!」

『だ大丈夫だよっ…お姉様は優しいから…♪ねっ…?』

「ふふふ♪岳君~♪♪」

「いやぁぁぁぁ~~!!!?」

――結局、岳はこの後に玉葱の次に嫌いな人参を大量に食べさせられる羽目に。

しかも手足を縛り抵抗出来ないようにガッチガチに固定させられた状態で……。