愛し、愛されたのは優しい死神でした。


『…ちょっとやり過ぎじゃ…岳が何をしたか解らないけど…。凄く落ち込んでるし…同じ物を…』

「………。俺より岳の方がよっぽどやり過ぎだと思うけどな。……おい、岳。玉葱を克服出来たらシチューやらまだ残ってるから食べていいぞ」

「本当にっ?!」

岳の目に煌めきが戻ったかのように見えたけど…律さんの次の一言で打ち砕かれる事になる…。