頑張って。ひまわりの声が聞こえた気がしたんだ…。




「…………さてさて、校門はどこかな〜」




このままここでひまわりを見つめていたいけど、居続けるわけにもいかないので移動することに。




まずはあの薄情者のムッ君に会いに行かなくちゃいけないからね〜




適当にブラブラと歩いていたら遥か遠くに“青色”が見えた。




オレはとりあえずそちらに行ってみることにした。




近くで見るとそれは、水だった。




正確には川?とかかな。




森の中にある学園の中にある川?と言ったところだろうか。




青と思っていた色はキレイなエメラルドグリーンで、太陽の光を反射していてキラキラと光っている。




「うわー…すごー…」




それに川?のギリギリまでひまわりが咲いていてその黄色とエメラルドグリーンのコントラストのおかげですごく神秘的だ。





三途の川(さんずのかわ)に来たんじゃないかなと思うくらいキレイなのだ。




まあ、三途の川なんて見たことないけどね。




イメージだよ。イメージ。




なんとなく川沿いをテクテクと歩いてみた。




「うわぁっ!!」




するといきなり誰かに肩を叩かれた。