辻本先生は体育館の壁に何かを見つけたようで、食い入るようにそこを見ている。
気になったあたしはすぐに立ち上がり、先生の元へと駆け寄った。
少し遅れて空音も走ってくる。
「どうしたんですか?」
「あ、あぁ……こんなパネル、見たことがない」
辻本先生がそう言い、体躯間の中央あたりに位置する壁を指さした。
そこには小さなパネルが設置されていた。
一見するとコンセントの差込口のようだが、それは蓋になっていて中は電子パネルになっているのだ。
「なにこれ……」
あたしはそう呟き、首を傾げた。
こんなパネル、あたしも見たことがない。
このコンセントの差込口は夏になると大型扇風機を使うのに使用されている。
それを知っているからこそ、違和感なんて覚えたこともなかった。
それが、蓋を開けたらこんなことになっているなんて……。
パネルを指先で揺れてみると、7ケタの数字を入力できるようになっていた。
スマホと同じで画面上に出ている数字を打ち込むようになっている。
「わからない。こんなパネル見たことがないぞ」
辻本先生はそう言い、シャッターを開けようと頑張ってる森本先生を呼んだ。
気になったあたしはすぐに立ち上がり、先生の元へと駆け寄った。
少し遅れて空音も走ってくる。
「どうしたんですか?」
「あ、あぁ……こんなパネル、見たことがない」
辻本先生がそう言い、体躯間の中央あたりに位置する壁を指さした。
そこには小さなパネルが設置されていた。
一見するとコンセントの差込口のようだが、それは蓋になっていて中は電子パネルになっているのだ。
「なにこれ……」
あたしはそう呟き、首を傾げた。
こんなパネル、あたしも見たことがない。
このコンセントの差込口は夏になると大型扇風機を使うのに使用されている。
それを知っているからこそ、違和感なんて覚えたこともなかった。
それが、蓋を開けたらこんなことになっているなんて……。
パネルを指先で揺れてみると、7ケタの数字を入力できるようになっていた。
スマホと同じで画面上に出ている数字を打ち込むようになっている。
「わからない。こんなパネル見たことがないぞ」
辻本先生はそう言い、シャッターを開けようと頑張ってる森本先生を呼んだ。



