昼休憩に昼食を食べる事ができなかったあたしは、放課後が近づくにつれてお腹が空いて来ていた。
それは空音も同じのようで「お腹すいた、これからなにか食べに行こうよ」と、放課後になった途端に誘われた。
もちろん、あたしには断る理由はなかった。
「お弁当全部残しちゃったから怒られるかも」
あたしはズッシリと重たいままのお弁当箱を鞄に入れてそう言った。
「仕方ないよ。途中で落としてグチャグチャになっちゃったんだから」
空音が言う。
中身はグチャグチャになったけれど、きっと食べれないことないだろう。
そう思うと、申し訳なく感じて胸につかえたものがあった。
「ほら、早く行こうよ」
空音に急かされて、あたしは慌てて教室を出たのだった。
それは空音も同じのようで「お腹すいた、これからなにか食べに行こうよ」と、放課後になった途端に誘われた。
もちろん、あたしには断る理由はなかった。
「お弁当全部残しちゃったから怒られるかも」
あたしはズッシリと重たいままのお弁当箱を鞄に入れてそう言った。
「仕方ないよ。途中で落としてグチャグチャになっちゃったんだから」
空音が言う。
中身はグチャグチャになったけれど、きっと食べれないことないだろう。
そう思うと、申し訳なく感じて胸につかえたものがあった。
「ほら、早く行こうよ」
空音に急かされて、あたしは慌てて教室を出たのだった。