逆転恋愛 ~君との距離~

「おい、行った。」



大河の吐息が聞こえる。



大河がゆっくり離れていく。



私も掃除用具入れから出る。



「なんか…、スリルあったわね」



「そーか?」



私はドキドキでしたよ、いつ見つかるか分からなかったし。



大河と一緒に校舎を出た後、水を飲もうと水飲み場の蛇口を捻った。



「わっ!」



蛇口をひねり過ぎて斜めを向いていた蛇口から噴水のように水が飛び出す。