「ふん、ふんふん♪
お母さん、行ってきまーす!」
『ぴぃ!(行ってきます!)』
『行ってきまーす、行ってきまーす』
今日はクラスのみんなに私のティーピンとピッピーを見せる日。
だからなのか分からないが、足取りが軽かった。
「お、おはよう」
『ぴぃ!(おはよう!)』
『おはよ、おはよう』
クラスの目線が集まる。
「あー!インコだぁ!」
「めっちゃ可愛い!」
「すげー!2匹だ!」
ざわざわとクラスのみんなが来る。
緊張と不安。
「この子たちはね…」
声が震えて消え混じる。
みんながこっちを見る。頑張らなくちゃ
「喋れるインコと言葉を理解するインコなの。
喋れるインコはティーピン。
言葉を理解するインコはピッピー。
仲良くしてあげてね」
言えた。達成感。
みんなの方をぱっと見る。
沈黙。
……………あれ。
「えー、すごーい」
誰かが1人言った。
『えー、すごーい、すごーい』
『ぴっ!(だろ!)』
どっ
と、クラスが笑いに包まれる。
良かった。
みんな、喜んでる。…多分。
お母さん、行ってきまーす!」
『ぴぃ!(行ってきます!)』
『行ってきまーす、行ってきまーす』
今日はクラスのみんなに私のティーピンとピッピーを見せる日。
だからなのか分からないが、足取りが軽かった。
「お、おはよう」
『ぴぃ!(おはよう!)』
『おはよ、おはよう』
クラスの目線が集まる。
「あー!インコだぁ!」
「めっちゃ可愛い!」
「すげー!2匹だ!」
ざわざわとクラスのみんなが来る。
緊張と不安。
「この子たちはね…」
声が震えて消え混じる。
みんながこっちを見る。頑張らなくちゃ
「喋れるインコと言葉を理解するインコなの。
喋れるインコはティーピン。
言葉を理解するインコはピッピー。
仲良くしてあげてね」
言えた。達成感。
みんなの方をぱっと見る。
沈黙。
……………あれ。
「えー、すごーい」
誰かが1人言った。
『えー、すごーい、すごーい』
『ぴっ!(だろ!)』
どっ
と、クラスが笑いに包まれる。
良かった。
みんな、喜んでる。…多分。