Interlude2 ~光~

神様はまだ私を殺してはいない
今日でちょうど半年か
廃墟からの景色には、もう見慣れた

「おい、”華“。急に呼び出すなよ…」
「やっと来た。意外と遅かったじゃない。」
「…お前、半年前よりやっぱり性格悪くなってないか?」
そうかもしれない

「始まったんだよね、”百鬼夜行“。」
「あぁ、一年前、そして六年前と同じように進んでる。
それより、わかったんだろうな。犯人。」
「…server」
「やっぱりわかってんだ。」
「私がわかってないと思った?零?」
零は笑い声をあげながら、一応だよ、と言った。

「支援は影からするから。
平賀先輩と桜をよろしくね。それと天草美琴さんも。」
「もちろんだ」

私のオッドアイに映る街は、まだ朝には程遠い。