❤嫉妬カレシ日和☁





「あっ!!恵里香ちゃん大丈夫だった!?」



教室に戻ると、すぐ駆け寄ってきてくれた亜莉朱ちゃん。



心配しててくれたんだ…。


優しいなぁ。



「うん!!もう平気だよっ。ごめんね!!心配かけちゃって…」

「良かったー!!」

「何でボールなんか転がってたんだろうな?」

「…へ??」



隣に座ってる佐々木くん。



「えっ!?何で~っ!?」



あれ…。


そういえば、隣の席って確認したこと無かったかも。



「あれ、席替えの時から俺ここ座ってたんだけど」

「ごめんなさい…気づかなかったっ」

「アハハッ!!ドンマイ宏ちゃん」

「亜莉朱…うっせぇ!!俺は別に凹んでなんか…」