❤嫉妬カレシ日和☁





チャイムが鳴って授業が終わった。



「教室戻ろっか。」

「うんっ!!」



この時間は、ずっと俊が居てくれた。



「ごめんね??バスケ中断させちゃって…」

「フッ。気にしなくたっていいよ。」



廊下で私は謝った。


でも俊は笑いながら気を遣ってくれる。


きっと男の子だから、体育はしたかったはず。


それなのに私ったら~…!!


ボールなんかに躓いて~…。


本当に彼女として情けないです…。



「それよりも恵里香の怪我が酷くなくて良かった。」

「えっ??」



安心しているような表情を見せた。



「俊、大好きっ!!」

「うわっ、僕も好き。」



急に抱きつく私に俊は驚いて、少しだけ体がフラついた。